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鋼種ガイド

ねじ・ナット・ボルト・ばねに使う鋼種

1鋼種1行:どんな鋼か、どう硬化するか、焼戻し後にどこまで硬さを保てるか、そしてめっき工程で何が変わるか。

当社が小物部品として量産で実際に扱っている鋼種です。表中の数値はサイト内の計算ツールと同じデータを参照しているため、ページとツールで食い違うことはありません。記載値は小断面部品における業界の代表的な範囲であり、部品形状・断面寸法・焼入媒体・適用規格によって変わります。判断の基準はこの表ではなく、お客様の図面です。

材質データ

鋼種比較表

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鋼種比較表
鋼種(JIS)相当材炭素量(%)鋼種系統硬化の経路実使用の代表硬さ(HRC)強度区分ISO 4042 ベーキング
S20CAISI 1020 / DIN C220.18–0.23普通炭素鋼浸炭(表面硬化)55–60 HRC
S45CAISI 1045 / DIN C450.42–0.48普通炭素鋼焼入れ・焼戻し40–55 HRC8.8区分による
SCM435AISI 4135 / DIN 34CrMo40.33–0.38合金鋼(Cr / Cr–Mo)焼入れ・焼戻し33–44 HRC10.9, 12.9
SCM440AISI 4140 / DIN 42CrMo40.38–0.43合金鋼(Cr / Cr–Mo)焼入れ・焼戻し28–48 HRC10.9, 12.9
SCr440AISI 5140 / DIN 41Cr40.38–0.43合金鋼(Cr / Cr–Mo)焼入れ・焼戻し28–45 HRC10.9, 12.9
SWCH10B21AISI 10B210.18–0.23 + Bボロン冷間圧造用鋼焼入れ・焼戻し28–40 HRC8.8不可
SWCH10B33AISI 10B330.30–0.36 + Bボロン冷間圧造用鋼焼入れ・焼戻し32–42 HRC10.9
SUP9AISI 5155 / DIN 55Cr30.52–0.60ばね鋼焼入れ・焼戻し + オーステンパー40–50 HRC
SK85 (SK5)AISI 1084–1086 / DIN C850.80–0.90工具鋼・高炭素鋼焼入れ・焼戻し + オーステンパー45–60 HRC
SUJ2AISI 52100 / DIN 100Cr60.95–1.10軸受鋼焼入れ・焼戻し58–64 HRC
SKS3AISI O1 (近) / DIN 100MnCrW40.90–1.00工具鋼・高炭素鋼焼入れ・焼戻し56–62 HRC
SUS420J2AISI 420 / DIN X30Cr130.26–0.40ステンレス鋼焼入れ・焼戻し45–52 HRC
SUS304AISI 304 / DIN X5CrNi18-10≤ 0.08ステンレス鋼熱処理では硬化しない該当なし不可

ISO 4042 は、電気めっきした締結部品について強度区分 10.9 以上、または約 390 HV(≈ 40 HRC)以上でベーキング(水素除去)を求めています。顧客仕様がより低いしきい値を定める例も多く、判断するのは図面であって本ページではありません。

硬さの数値は当社が扱う小物部品における代表的な業界範囲であり、部品形状、断面寸法、焼入れ方法、適用規格によって変わります。保証値ではなく、お客様の図面や規格に代わるものでもありません。

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