
塩水噴霧試験とは
塩水噴霧試験(ASTM B117)は、約35°Cに制御した5%食塩水の霧で満たしたチャンバー内に部品を置いて腐食を加速させ、錆が現れるまでの時間を記録します。
異なる皮膜の耐食性能を比較するための国際標準です。
「時間」が意味すること
通常2つの値が報告されます。白錆(亜鉛層)までの時間と、赤錆(下地鋼)までの時間です。赤錆こそが保護寿命の本当の指標です。
例:「Cr3+ 黄、赤錆まで200時間」とは、200時間後に赤錆が現れたという意味です — 数値が大きいほど良好です。
知っておくべき限界
塩水噴霧は比較のための実験室試験であり、実使用での年数に直接換算できるものではありません(実使用はより複雑です)。それでも仕様の設定や作業の受け入れには優れた方法です。
よくある質問
200時間=何年ですか?+
固定の換算はありません。皮膜品質の比較に使ってください。実寿命は環境次第です。
白錆と赤錆の違いは?+
白錆は亜鉛層が腐食している状態(まだ鋼を保護しています)、赤錆は下地鋼が錆び始めたことを意味します。



