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硬化処理

鋼の焼戻しと焼戻し色を解説

なぜ焼入れ後に焼戻しが必要か、焼戻し温度が最終硬さをどう決めるか、そして「焼戻し色」が意味すること — 実際のカラーチャート付き。

読了 5 分 · 更新日 2026年6月15日

タイ・サムットサーコーン県の一つの工場大量の小物鋼製部品——ねじ、ナット、ボルト24時間以内に見積もり

10 枚の平鋼試片を並べ、焼戻し温度による表面色の変化を示した図。Normalized、Quenched から 730°F(388°C)まで表示され、下部に「Tempering colors of steel」と記載。
焼戻し色の対照図。色は表面の薄い酸化皮膜であり、目安にはなるが硬さ測定の代わりにはならない。

焼戻しが必要な理由

焼入れ後の鋼は硬いがもろいマルテンサイトで、そのままでは使えません。焼戻しは中程度の温度(約150–650°C)へ再加熱し、もろさを減らして靭性を回復させます。

わずかな硬さと引き換えに耐久性を得ます — ほぼ全ての焼入れ部品は焼戻しします。

焼戻し温度が硬さを決める

低い焼戻し温度=非常に硬く靭性は低い(刃物など耐摩耗部品)。

高い焼戻し温度=より靭性が高く硬さは低下(ボルトなど衝撃部品)。

焼戻し温度の管理が、最終 HRC を仕様に合わせる方法です。

焼戻し色 (Temper Colors)

きれいな鋼を大気中で加熱すると薄い酸化膜ができ、温度で色が変わります:麦わら色→茶→紫→青(写真参照)。

職人は色で温度を推定しますが、本当の品質管理は炉温と硬さを測ります — 色だけに頼りません。

「焼戻し脆性」に注意 — 一部の鋼は特定の温度域で焼戻すともろくなるため避けます。

よくある質問

焼入れ後になぜ焼戻し?+

焼入れ直後のマルテンサイトは非常にもろく、焼戻しでもろさを減らし使える靭性を回復します。

焼戻し色は信頼できる?+

温度の目安にはなりますが、品質作業では炉温を管理し HRC を測定します — 色だけではありません。

最終 HRC に合わせられる?+

はい — 焼戻し温度を調整して HRC 範囲に合わせ、全ロット検査して証明書を発行します。

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技術内容レビュー

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