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金属材料学

鋼の金属組織を解説:フェライト・パーライト・オーステナイト・マルテンサイト

鋼の中の相 — フェライト・パーライト・オーステナイト・マルテンサイト・ベイナイト — を理解し、焼入れ部品の硬さと靭性をどう決めるかを解説します。

読了 6 分 · 更新日 2026年6月15日

タイ・サムットサーコーン県の一つの工場大量の小物鋼製部品——ねじ、ナット、ボルト24時間以内に見積もり

エッチングした鋼の白黒光学顕微鏡組織写真。暗い地に淡色の板状・ラス状の結晶粒が分布し、右下に 100 µm のスケールバーが入る。
当社試験室で撮影した組織写真。100 µm のスケールバーがあることで、模様ではなくデータとして読める。

金属組織とは

金属組織とは金属内部の相と結晶粒の並びで、研磨・腐食して顕微鏡で見えます — 部品の硬さ・靭性・耐摩耗性を決めます。

鋼では、主な相は炭素量と加熱・冷却の仕方で決まります。

鋼の主な相

  • フェライト — 炭素をほとんど溶かさない鉄。軟らかく延性がある。
  • パーライト — フェライト + セメンタイトの層状。中程度の硬さ(写真参照)。
  • オーステナイト — 高温(約800–900°C)で生成し炭素を多く溶かす。焼入れの起点。
  • マルテンサイト — オーステナイトから急冷で生成。非常に硬いがもろい = 硬さの源。
  • ベイナイト — 硬さと靭性のバランス。中程度の冷却速度で生成。

焼入れに金属材料学が重要な理由

焼入れは組織をマルテンサイトに変え、焼戻しでもろさを減らします — 相を制御できれば品質を制御できます。

ラボの金属組織分析で、本当にマルテンサイトが生成したか(見かけの硬さでないか)を確認し、硬化層深さや脱炭を調べます。

よくある質問

金属組織を見る理由は?+

本当にマルテンサイトが生成したかの確認、硬化層深さの測定、不具合原因の特定 — 熱処理QCの核心です。

記事の写真は何ですか?+

低炭素鋼の実際の金属組織写真で、フェライト(明)とパーライト(暗)が見えます。スケールバーは100 µm。

V.S. Heat Treatment は金属組織分析できますか?+

はい — 自社ラボで全ロットの金属組織・硬さ・膜厚を検査します。

この記事が扱う当社の工程

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技術内容レビュー

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