
1)材料・硬さ・図面
SCM435などの材料、強度区分/硬さ、ねじ公差、止まり穴、マスキング箇所を明記します。高強度鋼は水素脆化リスクの評価が必要です。
2)適用規格と皮膜システム
ねじ部品にはISO 4042、一般鋼材の電気亜鉛にはASTM B633、Cr(VI)フリー系には適用範囲に応じISO 19598を検討します。
『ISO準拠』だけでなく規格番号、版、顧客図面を示します。
3)膜厚・測定位置・後処理
重要面の最小値または範囲と測定位置を図示します。色だけでなく三価/Cr(VI)フリー、シーラー、トップコート、潤滑を指定します。
膜厚はねじ・穴の寸法と摩擦に影響します。
4)塩水噴霧と水素管理
試験方法、白錆/赤錆の時間、除外面、抜取数を分けて規定します。実使用年数へ直接換算はできません。
ベーキング条件、処理までの最大時間、GO/NO-GOゲージ、必要な摩擦係数を監査可能な形で指定します。
5)検査・文書・変更管理
外観、密着、膜厚、耐食、ねじ嵌合の判定と証明書項目を合意します。量産は初品を承認し、薬品やトップコート変更を事前通知の対象にします。
よくある質問
『白亜鉛8 µm』だけで十分ですか?+
不十分です。材料・硬さ、規格、測定位置、化学系、耐食、水素管理、ねじ判定を追加します。
黄色は必ず六価クロムですか?+
いいえ。外観だけでは化学系を判断できません。工程と規制物質書類で確認します。



